若者(わかもの)などに図書館を活用してもらおうと活動する元学校司書で社会教育士(しゃかいきょういくし)の木下通子(きのしたみちこ)さん(61)が4日、須坂市(すざかし)で開かれた信州岩波講座(こうざ)・高校生編(へん)で「人生に役立つ楽しい図書館活用 ...
京大附属図書館地下の閉架書庫。幾多の書物がページを開く者を待つわたしは読書人ではなく、 生活人なのだ。文芸評論家の三宅香帆さんの「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」(集英社新書)がベストセラーになったのは、このタイトルの問いかけが多くの人にとって切実なものだったからだろう。就職すると余裕がなくなり、本の虫だった自分がみるみる「読まない人」になってしまったと三宅さんは振り返っている。悲し ...