11月14日夜、東京堂書店・神田神保町店にて、斎藤美奈子さんと紙屋高雪さんの新刊刊行記念トークイベントが行われました。斎藤さんの新刊『絶望はしてません』(筑摩書房)は、毎月テーマを決めて3冊の本を読み考えていく連載「世の中ラボ」をま ...
『新しい経済のつくり方 「人間中心」の日本型資本主義へ』 著者 D・ヒュー・ウィッタカー(オックスフォード大学日産現代日本研究所教授) 監訳 苅谷剛彦 訳者 鄒芳淼(シュウファンミャオ)、石澤麻子 東洋経済新報社 3740円 ...
【この記事でわかること】・「AIによる大量失業」なぜ誤り・企業の「最高哲学責任者」とは・なぜ仕事の再定義が必要か連載企画「超知能」の第3部「仕事再定義」では人工知能(AI)が人々の職務を変革し、社会の仕組みを変容させつつある姿を描いた。働く人々にとってAIはどんな存在になっていくのか。先端テクノロジーについて積極的に発言する気鋭の哲学者、独ボン大学のマルクス・ガブリエル教授に聞いた。――複数の ...
中国共産党は10月の第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)で、第15次5カ年計画(2026~30年)の基本方針となる建議を採択した。今回の建議は、質の高い発展や科学技術の自立自強といった従来の政策目標を継続しつつ、経済外交・通商政策の戦略的位置付けを一段と高めた点に特徴がある。米中対立の長期化や地政学リスクの高まりなどで外部環境が厳しさを増す中、外需依存型成長モデルの見直しが不可避となっ ...
ファシズムや全体主義は、遠い過去の記憶なのか。いま、民主主義を高らかに謳い、〈私たち〉の再生を訴えるポピュリズムが、じわじわと世界、そして日本の政治を蝕みつつある。選択肢の喪失。自由の死。「令和時代のファシズム」とは何か。気づいたときにはもう遅い…… ...