今回は、第3回『地味な重要技術 「パケット⁠」⁠』でちょっとだけ紹介したルーティングのお話です。 インターネットはパケットを転送していくルータが連携しながら巨大なネットワークを構成していますが、 各ルータは 「このパケットはどっちに転送 ...
複雑なIPネットワークにおいて、ルーティングプロトコルはデータの適切な配送を担う心臓部と言えます。 その中でも、「RIP (Routing Information Protocol)」は、最も古くから存在し、現在も小規模ネットワークで利用されるディスタンスベクタ型ルーティング ...
今回は、ネットワークエンジニアにとって非常に重要なルーティングプロトコル、OSPFとRIPについて、特にIPv6への対応という観点から深掘りしていきたいと思います。 これらのプロトコルは、大規模から小規模まで、さまざまなネットワークで利用されてい ...
ネットワーク間通信のキモとなるルータは、相互に情報を交換してパケットの転送先を決めている。この情報交換に利用されるのが「ルーティングプロトコル」だ。さまざまなルーティングプロトコルの特徴を紹介しつつ、例としてRIPの動きを見ていこう。
RIP(Routing Information Protocol)は原理が簡単で設定が容易なため、もっとも普及しているルーティングプロトコルだ。 RIPの原理は「距離ベクトル(Distance Vector)型」と呼ばれ、宛先ネットワークまでに経由する距離が最短の経路を選択する。距離のことを ...