二酸化炭素(CO2)を地中に貯留する「CCS」の実証実験が進んでいる。17日に国会でCCS事業法が成立し、政府は2030年ごろの事業化を目指している。温暖化対策の「切り札」としての期待が大きい一方、技術開発やコスト面での課題も多い。
気候変動対策として、大気中のCO2を回収・貯留する「CCS」に注目が集まる。日本でも5カ所でCCSを行う地域が5カ所設定され、一部は実行段階に入った。しかし国際エネルギー機関(IEA)は、環境への影響や安全面など、5つのリスクがあると指摘する。
INPEX(東京都港区)、日本製鉄(同・千代田区)、関東天然瓦斯開発(千葉県茂原市)は8月30日、「首都圏CCS事業」について、2030年までの事業開始を目指す「先進的CCS事業」として、エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の委託事業に正式に採択され ...