毎月勤労統計の不正問題は、2つの観点から分けて分析すると実態が見えてくる。政府の各省庁の統計担当部署が抱える問題、そして厚生労働省に特有の問題である(写真はイメージです)Photo:PIXTA 毎月勤労統計の不正を巡っては毎日のように大きく報道され ...
統計は正しく作っても結果は事後的に修正され、かい離が生じることも。(ペイレスイメージズ/アフロ) 厚生労働省の ...
統計制度は大改革の可能性…Photo:PIXTA 世間を騒がせてきた不正統計問題。野党による追及が体たらくだったこともあり、世間の関心も尻すぼみになってしまったが、着々と統計改革の議論は進んでおり、統計法の改正も含め、わが国の統計制度が大きく ...
建設業の受注実態を表す国の基幹統計を国土交通省が書き換えていた問題で、岸田文雄首相は16日午前の参院予算委員会で、斉藤鉄夫国交相に対し真相解明のため第三者委員会の設置を指示したことを明らかにした。1カ月以内に報告書をまとめ、総務省統計 ...
毎月勤労統計の不適切調査問題を巡り、厚生労働省が設けた特別監察委員会による厚労省職員への聞き取りに次官級の宮川晃厚労審議官や、定塚由美子官房長が同席していたことが28日、わかった。第三者委員会の調査に内部の首脳がかかわり、中立性を ...
国会での予算審議でも取りあげられている厚生労働省の毎月勤労統計での不正問題であるが、この問題で最も危惧すべきものは国の統計に対する信認の低下となろう。 日本経済新聞社とテレビ東京による25~27日の世論調査で、政府統計の信頼性を聞いた ...
2019年度予算は27日に成立したが、通常国会の前半は、毎月勤労統計の不正調査問題が最大の焦点となった。野党は「首相官邸の関与」の有無を追及したが、安倍政権は幕引きを急いだ。与野党は統一地方選や4月21日投開票の衆院大阪12区と沖縄3区の補選、夏 ...
賃金や労働時間、雇用の動向を把握する厚生労働省の「毎月勤労統計」の調査が不適切だった問題は、本来正しいはずの政府統計への信頼度を大きく損なう形となった。しかも、ここにきて法律違反にあたる可能性も指摘されている。いったい、どういう ...
[東京30日 ロイター] - 安倍晋三首相は30日午後、衆院本会議で開かれた各党代表質問で、毎月勤労統計の不適切調査問題による国内総生産(GDP)などへの影響はないと確認されていると述べた。他の経済統計への影響は調査中と述べた。 立憲 ...
国の基幹統計「建設工事受注動態統計」を国土交通省が無断で書き換えて二重計上していた問題で、同省第三者委員会は歴代担当者らへの聞き取りを積み重ね、意図的、作為的な行為ではなかったとの結論を導いた。一方で問題発覚後の対応は「責任追及を ...
厚生労働省の「毎月勤労統計」で不適切な調査手法が取られていた問題で、政府・与党が事態収拾を急いでいる。背景には、同様に厚労省で起きた「消えた年金問題」で第1次安倍政権が退陣に追い込まれた苦い経験がある。だが、総務省が統計法違反の可能 ...
ずさんな統計行政がなぜ、長年まかり通ってきたのか。与野党は、本質的な問題に正面から向き合わねばならない。 厚生労働省による毎月勤労統計の不適切な調査について、衆院予算委員会は集中審議を開いた。野党が焦点を当てたのは、中規模事業所 ...
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