宇宙船が今まで持ち帰った小惑星の標本はたった2個だけなのに、生命体の3つの基本構成要素がすべて発見されたのは、小惑星が生命体の誕生に必要な成分を地球だけでなく他の惑星にも伝達した可能性があることを示唆する。ブドウ糖が発見されたのもやはり生命体の重要な ...
地球から、みずがめ座の方向に40光年ほど離れて位置する赤色矮星「TRAPPIST-1(トラピスト1)」。非常に小さく軽い低温の恒星(自ら輝いている天体)である赤色矮星は、低温であることで赤みがかって見える。 このTRAPPIST-1には、7つの地球サイズの岩石惑星 ...
アメリカの小惑星探査機OSIRIS-REx(オシリス・レックス)が地球に持ち帰った小惑星べヌーの砂を東北大学などの研究チームが調べた結果、生命の材料のひとつである「糖」が見つかった。生命の設計図の元になる核酸の材料「リボース」と、体を動かすエネルギー ...
Image: NASA/DOE/Fermi LAT Collaboration、CXC/SAO/JPL-Caltech/Steward/O. Krause et al.、NRAO/AUI 太陽の光が届かないような暗く冷たい星にも ...
米航空宇宙局(NASA)の探査機が小惑星ベンヌで採取した砂状の試料から、生命活動の維持に必要なリボ核酸(RNA)の材料となる「リボース」など、6種類の糖が見つかった。東北大などが分析し、2日に英専門誌で発表した。地球生命の起源解明につながる ...
1995年に太陽系外惑星(太陽以外の恒星を周回する惑星)が見つかって以来、これまでに5000個以上の惑星が発見されている。惑星は、我々の天の川銀河だけでも数千億個が存在すると言われている。その中には、地球によく似た環境の惑星もあることだろう。そのよう ...
米航空宇宙局(NASA)は、太陽系の外で確認された惑星(系外惑星)の数が、6,000個に達したことを明らかにした。確認された惑星は多種多様で、岩石質の惑星や溶岩に覆われた天体に加え、恒星を包み込むような巨大ガス惑星も含まれるという。 さらなる ...
惑星は、NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による観測で見つかった。名称は「PSR J2322-2650b」。大きさは木星クラスで、大気がヘリウムと分子状炭素で構成されていることが確認された、初の惑星だ。
どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。 2025年9月11日、NASAは火星のジェゼロ・クレーターで昨年採取された岩石サンプルに「生命の痕跡」が含まれている可能性があると発表しました。 今回報告された発見が事実であれば、火星でかつて微生物生命が ...
地球近傍小惑星、「リュウグウ」と「ベンヌ」は、試料が地球に持ち帰られたことで大きな注目を集めた。それぞれ太陽系初期の名残をとどめる炭素質の小惑星であり、生命の材料となり得る有機物や水の痕跡が見つかっている。 そして今、この二つの天体 ...
生まれてきたものはいつか死を迎える──それは生命だけでなく、天体も同じです。そう語る宇宙物理学者の佐藤勝彦氏によれば、今から50億年以上先の未来には、太陽でさえも宇宙の闇に消えていってしまうそうです。
地球上に残る古代生命の痕跡をたどるのは容易ではない。しかし今回、研究チームによって地球史上最古とされる生命の痕跡が発見された。機械学習を用いた解析により、最古の生体分子(バイオモレキュール:生命体内に存在する化学物質)は約25億年前、生命存在指標(バ ...