2026年の日本経済の重要テーマは何になるだろうか。筆者は「人」が重要なキーワードになるとみる。具体的には出生数、外国人、労働者に注目が集まるだろう。 ■人に関するテーマ①:出生数~丙午のジンクスを乗り越えられるか ...
賃金が上がらないのは、生産性の問題ではないと喝破した河野龍太郎氏。全国津々浦々を訪ね歩き、地方の現場を知り尽くす藻谷浩介氏。2人に日本経済の問題点をあぶり出してもらい、その解消策と2026年の展望を語ってもらった。(司会・構成=浜條元保/浜田健太郎・ ...
日本経済新聞社のコメンテーターや編集委員が様々な分野から2026年を展望し分析した「これからの日本の論点2026 日経大予測」(日本経済新聞出版)が10月下旬に出版されました。論点を7つ選んで紹介した「『日本の論点2026』から」のまとめ読みです。世界はどうなる約80年続いた戦後が終わり、世界は「戦間期」に入った。欧州には準戦時ムードが漂い、アジアでも台湾海峡、南シナ海の緊張が高まる。米欧や ...
印刷ページの表示はログインが必要です。 参院選のテーマのひとつにもなっている外国人労働者の問題がクローズアップされている。 現在の日本の外国人労働者の数は230万人程度(2024年10月末時点、厚生労働省発表)と言われるが、前年より25万人、対前年 ...
日米の金融政策が影響するとみられるのが、長期金利とドル・円相場だ。日銀の利上げ期待と高市政権の積極財政に伴う国債増発懸念から12月8日に長期金利は1.970%に上昇(債券価格は下落)。2%台に迫る勢いだ。
著者は物価研究の第一人者。『物価とは何か』『世界インフレの謎』に続く本書では、最先端の理論・データ分析を基に大胆な物価論、日本経済論を展開する。
クマ被害がこれほどまでに拡大し、それが地域経済にこれほどまでに損失をもたらすことは、数年前には予想さえできなかった ...
日本の格差問題の実態は、米国型の「超富裕層への富の集中」ではない。1981年から2021年までの40年間の政府統計データに基づく詳細な分析が明らかにしたのは、世帯構造の変化を伴う「中間層・ボトム層の地盤沈下」という日本特有の構造である。1980年代 ...
高市早苗首相が打ち出した総額21.3兆円の大型経済対策には、約12兆円の赤字国債発行が盛り込まれた。大メディアでは「財政破綻を招く」「インフレを助長する」「株安、円安、国債安のトリプル安を招き、金融危機につながる」との指摘がなされているなか、11月2 ...
2025年も折り返し、トランプ関税や世界的な物価高、少子高齢化、移民問題といったニュースが次々と世間を騒がせる一方、新聞やテレビでは見えにくい“真のリスク”が見落とされています。そんななか、「ポジショントークなし」の冷静かつ分かりやすい ...
小学校を寄宿舎制にして助け合いを体験する場を ―― 日本再生のポイントに教育改革を掲げる人も多いですが、藤沢さんは教育問題で何か感じていることはありますか。 藤沢 わたしが思うのは、小学校をボーディング(寄宿学校)制にしたらどうかと。例えば・・・ ...
人口は減っても問題、増えても問題 人口問題を考える際に、「そもそも日本の最適な人口はどれくらいなのか」という視点から、目先の経済成長や人手不足といった問題を一旦脇に置いて、長期的に最適な方向を目指そうという考え方も一部にあります。
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