今年は、日本がアジア・太平洋戦争で壊滅的な敗北を喫してから80年にあたる。1945年日本は廃墟と化していた。数百万人が、戦場で命を落としたり、東京、広島、長崎をはじめとする都市への連合軍の爆撃で犠牲となった。アジアと太平洋地域では、日本が ...
この8月、日本は戦後80年を迎えた。株価は最高値を更新しているが、バブル経済が崩壊してから35年間の整理は本当についたのだろうか。元日銀の神津多可思・日本証券アナリスト協会専務理事が解説する。(JBpress編集部) (神津 多可思:日本証券 ...
――戦後日本は日米安保体制で平和を保ってきた。 「60年改定の日米安保条約はよく考えられた仕組みだ。米国が日本を守る義務を負う代わりに、日本が基地を提供する。当時の日本の国情にあった形でより対等性を求める内容で、評価している …記事を読む ...
黒田東彦: 前日本銀行総裁、政策研究大学院大学政策研究院シニア・フェロー 自民党総裁選は高市早苗氏が勝利し、新首相に就任することが濃厚となった。前日本銀行総裁の黒田東彦氏が執筆するダイヤモンド・オンラインの連載『黒田東彦の世界と経済の ...
トランプ米政権による保護主義が世界の繁栄を支えてきた基盤を揺るがしている。日本は自由貿易を志向する各国と連携を強めるとともに、対米依存の経済構造から脱却する必要がある。 貿易赤字解消を掲げるトランプ大統領は、世界各国に相互関税や ...
太平洋戦争の流れをおさらいしましょう。1941年12月8日(現地時間7日)、日本軍はハワイの真珠湾にとまっていたアメリカ(米)海軍の艦隊をいきなりおそう一方、イギリス(英)領マレー半島に上陸しました。日本、ドイツ、イタリアなどの枢軸国と ...
2005年に下野新聞紙面で連載した「戦後60年 とちぎ産業史」。第2次世界大戦後、栃木県内の産業や企業はどんな盛衰のドラマを繰り広げたのか-。今年は戦後80年。関係者の証言などを収めた20年前の記事を通して、あらためて戦後の歩みを振り返ります(9 ...
経済史の学術書といえば、門外漢には数値・数式・図表ばかり、複雑難解・無味乾燥と感じることも少なくない。そんな中で、著者の描き出す企業経営史は、あくまで人間の歴史にある。固有個別の人名を特筆し生涯を跡づけ、その個性をさぐり事業を精細 ...
第2次世界大戦後の国際経済秩序は、自由貿易と米ドル基軸を柱に、貿易拡大を通じた世界経済の成長を実現してきた。米国は80年前、世界恐慌で1930年代に保護主義が広がって戦争を招いた反省に立ち、秩序づくりを主導してその後も支えてきた。
政府は15日の終戦の日にあわせた、戦後80年の首相談話の発表を見送った。2015年8月に安倍晋三内閣が閣議決定した戦後70年談話は、歴史認識を巡るこれまでの首相談話の集大成となっている。 安倍首相談話は歴代内閣の立場継承 首相談話は ...
終戦70年を迎えるにあたり、先の大戦への道のり、戦後の歩み、20世紀という時代を、私たちは、心静かに振り返り、その歴史の教訓の中から、未来への知恵を学ばなければならないと考えます。 100年以上前の世界には、西洋諸国を中心とした国々の広大な ...
小説や詩作、評論などの執筆とともに、イラク戦争や沖縄の基地問題について積極的に発言してきた作家の池澤夏樹さん。敗戦の約1カ月前に生まれ、文字通り「戦後」の同伴者だった池澤さんに戦後日本と平和の関係や、文学の役割を聞いた。(聞き手 ...