小泉進次郎防衛相は26日のNHKの番組で、トランプ米大統領の27日からの来日に合わせて日本を訪れるヘグセス米国防長官と会談する方向で調整していることを明らかにした。「日本が独自の主体的判断で防衛力を強化し、地域の平和と安全を担って ...
高市政権は、公明党の連立離脱後、(日本)維新の会という排外主義の政党を取り込むことで政権を獲得しました。自民党のなかでも極右的な潮流と、露骨な排外主義の政党が結託することで権力を得たのが高市政権です。そして、特定の国を敵視することで、排外主義をあおり ...
135年にわたる日本の憲政史を振り返ると、第一次世界大戦後の「憲政常道」と呼ばれた時代には、多くが少数党のリーダーとして首相となっていたことがわかる。多党化時代が訪れた現代の日本政治は、近代史から何を学ぶべきか。
日本の非軍事主義の生態システムをコンピューターに喩えて、人口動態という生物学的な「ハード」の部分と平和志向の社会・文化という「ソフト」の双方から構成されるシステムとみることは、頗(すこぶ)るユニークな視点であるが、一部の人から時代 ...
日本国憲法の前文に「いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」とある。これは普遍的な政治道徳の法則だとしている。 誰もが認める文言と思えるが、言葉は意外な展開もする。憲法前文の一節と「台湾有事」「存立危機事態 ...
村山富市さんが首相として残した「村山談話」は、戦後50年の節目に当たって日本の首相が先の大戦を「侵略」と公に認めた。戦後80年を経た今も歴代内閣の歴史認識として引き継がれている。政界でも戦争の記憶が風化する中、村山談話が国内外に示した ...
かつて日本が国策を誤った昭和ファシズムの時代。その前夜には、社会にリベラルな空気があふれた大正デモクラシーがあった。個人の自由や権利、平和への志向を抱いていたはずの人びとは、なぜファシズムのバスに駆け込むように乗り込んでしまったのか。慶大・井手英策教 ...
ロシアを訪問中の中国の王毅外相兼共産党政治局員は2日、モスクワでラブロフ露外相と会談し、「日本の極右勢力が地域の平和と安定を破壊し、再軍備化を企てる挑発行為を、中露が協力して阻止する必要がある」と述べた。高市早苗首相の台湾有事を巡る ...
【南京時事】旧日本軍による南京事件から88年を迎えた13日、中国江蘇省南京市の大虐殺記念館で国家追悼式が開かれた。式典に出席した石泰峰共産党中央組織部長は演説で「軍国主義を復活し、戦後の国際秩序に挑戦し、世界の平和・安定を損なういかなるたくらみも決して容認しない」と述べ、日本の右傾化を念頭にけん制した。
排外主義の高まりを感じる今こそ東アジアの平和を考えようと、日本や朝鮮半島、中国、台湾にルーツを持つ若者9人がオンラインイベントで対話した。テーマは「『わたし』と『戦争』との距離」。台湾の男性は在日米軍への葛藤を語り、在日コリアンの ...
共同通信は27日、北京からの外報として中国共産党機関紙の人民日報が、米国に対し、日本の軍国主義復活を共に阻止するよう呼びかける内容の評論を掲載した、と報じた。荒唐無稽とも思えるその論調に、ネット上には「話がぶっ飛びすぎや ...
鹿児島県南九州市の知覧特攻平和会館で27日、戦艦ミズーリ記念館(米ハワイ州)との姉妹館提携5周年を記念する式典があった。塗木弘幸市長とミズーリ記念館のマイク・カー保存協会長が記念品を交換し、戦後80年の節目に恒久平和に向けて共に ...