ただしこれらの恒星のすぐ近くには、木星サイズの巨大なガス惑星(ホット・ジュピター)があり、その影響でスーパーフレアが発生するのだろうと解釈されていました。私たちの太陽系には、太陽のそばに木星サイズの巨大惑星はないので、太陽でスーパーフレアが起きること ...
こちらは、最新の研究成果にもとづいた、太陽系外惑星「WASP-121 b」の想像図です。 巨大ガス惑星の前後に帯状の雲のような尾が形成され、恒星を取り囲むように広がっている様子が描かれています。 WASP-121 bは、とも座(艫座・船尾座)の方向・約880光年先の恒星「WASP-121」を公転しています。 直径は木星の約1.8倍で、公転周期はわずか30時間ほど。WASP-121までの距離は、太陽 ...
直径10キロメートル級の天体が1億年に一度、地球に降ってくるとしたら、単純計算ですが3500万年後には同じ災厄が再び地球を襲っても不思議ではありません。6500万年前の天変地異は、恐竜が滅び、代わって哺乳類が地球生命の主役の座を獲得するきっかけとなり ...
すばる望遠鏡と宇宙望遠鏡の観測を組み合わせた研究から、恒星を周回する軽い天体が2つ発見された。巨大ガス惑星や褐色矮星を直接とらえ、その性質を明らかにする探査計画「OASIS」の初成果だ。
NASAの代表者によると、これは「世界中の観測者にとって、真に危険な彗星が発見された場合に備えて、天空の彗星の位置を追跡する練習をする絶好の機会」とのことだ。彼らは、3I/ATLASをこれほど長期間観測できることは、惑星防衛科学にとって稀有な利点にな ...
OASIS初の発見は、太陽の約2倍の質量を持つ星「HIP 54515」の周囲を公転する、木星の18倍弱の質量を持つ超巨大ガス惑星「HIP 54515 b」だ。公転距離は約25天文単位 ...
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、複数の太陽系外惑星の姿を直接撮影することに成功したそうだ。 それら4つの巨大惑星は、地球からペガスス座の方角へ129光年離れた「HR 8799」と呼ばれる若い恒星を巡っている。 その大気には二酸化炭素のほか、炭素 ...
GREX-PLUSが目指すもうひとつの目標である、これから惑星系になりそうな「原始惑星系円盤」を観測することについては、国立天文台科学研究部教授の野村英子(のむら ひでこ)先生が講演されました。
2025年10月30日 (※1) 、「2025 ...
漸近巨星分枝の段階の太陽は、非常に不安定になって、星全体が膨張や収縮をくり返すようになり、大量のガスを周囲にまき散らします。そのために、太陽は重さが現在の半分にまで減り、やがて高温の中心部分がむき出しになります。
「火星に関するあらゆる書籍の金字塔」――ミチオ・カク絶賛! イーロン・マスクに影響を与えた火星移住の第一人者が描く、人類の新たなフロンティア。火星移住は「いつか」ではなく「いつ」の問題だ。宇宙開発に各国がしのぎを削る中、惑星間旅行は誰もが手の届く現実 ...
東北大学などの研究チームが、米航空宇宙局(NASA)の探査機が小惑星から持ち帰った砂の中から、グルコースなどの糖を発見したと発表しました。宇宙由来の物質からブドウ糖が見つかったのは初めてです。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「小惑星の砂から糖」を解説します。