ミクロ経済学とマクロ経済学、国際経済学、世界各地の地域経済にとどまらず、日本経済の歩み、環境と資源の経済学、経済学の新たな潮流まで網羅! 実用書や児童書、教養書を発行する出版社、株式会社ナツメ社(東京都千代田区、代表取締役:田村正隆 ...
ミクロ経済学は家計や企業など個別の経済主体に着目し、マクロ経済学は個別主体や政府の経済活動も含めて国全体の経済動態を分析対象とする──。多くの人がそう理解しているだろう。 この枠組みに変わりはないものの、マクロ経済学は1970年代を境に ...
1960年代のマクロ経済学といえば、ケインズ経済学だった。 市場の役割(最適な資源配分)については新古典派のミクロ経済学、不況や失業、インフレなどマクロ経済学の問題を扱うのはケインズ経済学と、経済学は二刀流であるべきと考えられていた。
約11年に及んだ日本銀行による「異次元」の金融緩和をどう評価するのか。日銀による過去の金融緩和策の検証「多角的レビュー」を講評した有識者の一人で、マクロ経済学者の吉川洋・東京大学名誉教授は「根こそぎ間違っている」と断じ、三つの問題点 ...
経済危機の原因や望ましい予防措置や事後対応は、理論的にはどのように説明できるのか。「経済学の書棚」第30回後編は、金融危機の全体像を解説し、その理論で説明が可能な危機の事例も紹介する『マクロ金融危機入門』、バブル経済が発生する原理を ...
連載の初回で金融政策と格差の話をしました。米連邦準備理事会(FRB)のベン・バーナンキ元議長は2015年の時点で、金融政策が格差に影響することを認めつつ、金利を上げれば格差は拡大するのか、下げた方が拡大するのか、影響の表れ方は「よくわから ...