アメリカの覇権が揺らいできたのは、中国をはじめ新興国が台頭したからであるように見えるが、実は再分配など国内の社会制度に対する正当性や信認が揺らいだこともある。そこでトランプ政権は他国から収奪して国内の困難を除こうとしている。日本をはじめ諸外国に投資を ...
このところ話題のK字型経済とは、2つのグループ間で格差が拡大している経済状況を指す。Kの字の上の部分は、富と収入が伸び続ける高所得層。一方、下部は収入の伸びが弱く、物価高の直撃を受けている世帯を表す。
自由競争の象徴であったアメリカが寡占化と市場支配の進行により「競争なき経済」に変質している現実を、豊富なデータと比較分析から明らかにする。(小玉祐一) ...
そもそも共和党の草の根には反インテリ的な潮流があり、ハーバード大学やハリウッドを嫌う感情は以前から存在しました。東西海岸と「Flyover country(飛び越される真ん中のアメリカ)」という分断は、かなり昔からあります。
いつも人懐こく、問題は山ほどあれ、自由で開かれた国――そう思えたアメリカは、異色の大統領のもとで本当に変わってしまうのだろうか。アメリカ文化に浸かって育ち、長じて何度も旅してきた記者が、新聞社を離れる前にもう一度ニューヨークを歩き、日 ...
失速するアメリカ経済。10月のリストラは過去20年で最悪。特にテック企業で顕著に 「雇用なき成長」が風前のともしびのような…。 アメリカでは多くの人がいまの経済は順調ではないと感じていることでしょう。しかし、残念ながら政府機関が閉鎖して ...
アメリカでは、アップルやGoogleなど短期間で急成長したIT企業がたくさんある。なぜアメリカでそのような企業が次々と誕生したのか。経済キャスターの瀧口友里奈さんの編著による『東大教授の超未来予測』(日本経済新聞出版)より、一部を紹介する――。(第1 ...
世界最大の市場である米国と日本企業はどう向き合っていくのか。くら寿司やダイキン、ラウンドワンの戦略から成功への道筋を読み解きます。くら寿司の生産性、マックやスタバしのぐ米国で躍進するくら寿司の成長の勢いは、店舗の生産性にも表れている。店舗1平方フィート(約0.1平方メートル)あたりの売上高は年1250ドル超。800〜900ドル台のマクドナルドやスターバックスに加え、業界で上位のチーズケーキフ ...
結局、トランプ関税とは何だったのか。 トランプ政権は4月、約60の国・地域に対し、10%~50%にのぼる高率の「相互関税」を一方的に課すことを発表し、その後、各国との交渉に入った。アメリカ側は税率を下げて欲しければ、交換条件としてアメリカ ...
米CBSスポーツは10日、今季の米大学フットボールでポジションごとに最も活躍した選手を選出するオールアメリカチームを発表し、ハワイ大のキッカー松沢寛政が名を連ねた。